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  • 執筆者の写真fujii

展覧会へ行こう!vol.05


こんにちはfujiiです! 立冬も過ぎて肌寒くなり、秋から冬への季節の移り変わりを肌で感じる今日この頃。 さて、今回の「展覧会へ行こう!vol.05」は茨城県のお隣、

栃木県栃木市にある「とちぎ蔵の街美術館」へ行ってきました。

外観がとても趣のある「とちぎ蔵の街美術館」は、

市指定文化財「善野家土蔵」を改修した美術館です。 およそ200年前に建てられた土蔵3棟で、江戸時代に庶民の困窮を救った事から

通称“おたすけ蔵”というそうです。

栃木市は“蔵の街”というだけあって街のあちこちに蔵造りの建物などがあり、

街並みがとても素敵なのですが、

こちらの建物は数ある蔵造りの建物の中でも最古の土蔵郡だそうです。 建物の外装も立派ですが、館内も柱や梁がとても良い雰囲気の美術館だと感じました。

↓今回はこちらの企画展へ

特別企画展『アートになった猫たち~今も昔も猫が好き~』 会期:2017年11月3日(金・祝)〜2017年12月24日(日) 会場:とちぎ蔵の街美術館

私はもともと猫が好きなので「猫がテーマの企画展?楽しそう!!」と

思わず飛びついたのですが、猫好きの方はもちろん、

浮世絵から立体作品など幅広い展示内容でどなたでも楽しめる企画展だと思います。

なんといってもこちらの美術館は“蔵の街”をのんびり散策するにもちょうどいい立地で

観覧料500円というワンコインで気軽に楽しめるのも嬉しいポイントです。

さてさて、近年“猫ブーム”という言葉をよく聞きますが、

200年前の江戸時代にも“猫ブーム”があったそうです。 浮世絵などに描かれている猫達は、可愛らしく人と戯れてる姿や、

擬人化されクスッと笑えるもの、恐ろしい化け猫の姿など様々。

幅広い作品の数々に当時の猫ブームをひしひしと感じます。おそるべし猫ブーム!

ちょっとした日常風景の中に、様々な表情で描かれている猫たちを見ていると、

本当に昔から人々の暮らしの中には猫がいたのだなぁと思いました。

描かれている猫たちの多くが鈴のついた赤い首輪をしており、

今も昔もかわらない猫の定番スタイルになんだかほっこりしました。

美術館で展示を楽しんだ後、せっかく“蔵の街”にきたので少し散策もしてきました。

ちょっと歩くだけで立派な神社仏閣がありましたよ!(上写真:近龍寺)

境内で浮世絵から出てきたような猫に偶然遭遇してテンションが上がりました(笑)

左:神明宮  右:まちなかにある土蔵(自由に中を見学できます)

実は栃木市に行くのは初めてだったのですが、街並みや駐車場などよく整備されていて

見所もとっても多くて本当に良いところでした。

↓おまけ

お土産に買った栃木市のマスコットキャラクター「とち介」のマグネットとクッキーです。 とち介は“蔵の妖精”なんだって!可愛い!!

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