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  • 執筆者の写真おに

デザインのひきだし


 お久しぶりです。

3月5日放送の「セブンルール」(フジテレビ系 毎週火曜)見ました?

多くの人が見たと思いますが、とても面白かったので書いてみます。

 「デザインのひきだし」という雑誌の編集長を務める「津田淳子」さんを紹介していました。

 デザインのひきだしは〝自分の考えたデザインを具体的に表現したい!〟そんな人たちの為に必要な、包装紙、印刷、加工など、ディープな情報を分かりやすく伝える専門誌。年3回 (2・6・10月)発刊で、販売部数は1万2千部。販売日に即完売する人気の雑誌みたいですね。

 最新号の発売までに約2か月半かけて40~50社に取材し、その情報を自ら半分以上を記事にする。分からない事や興味のある事はとことん聞く貪欲な人です。

 印象的だったのは、異常に紙が好きで、気になる紙があれば持ち帰る。その数や種類がとても多かったこと。また紙だけじゃなく製紙工場までプライベートで何度も行き、情報収集をしていること(落ちてる木片をもらって喜んでいる姿は衝撃的でした)。

紙に対する知識やこだわりがハンパなく探究心や行動力がすごい人ですね。

 表紙や付録にもこだわりが強く、最新号の36号では表紙にキラキラのビーズをつけていましたが、ビーズの色・種類・ビーズ内の文字等にもこだわっていました。

津田編集長のこだわり7つのルールとは?

その① 表紙に1番お金をかける

その② 定価2,000円で制作する

その③ 見たことがない紙は持ち帰る

その④ 知ったかぶりはしない

その⑤ 気になる技術は名刺で試す

その⑥ 原稿は写真の説明文から書く

その⑦ 自分が読みたい本を作り続ける

一つひとつにこだわりを持ったルールでした。

 「デザインのひきだし」を購入しようと思いましたが、どこも売り切れで買えませんでした。2,000円の雑誌がネット等では値上がりし、新品・中古を含め4,000円~30,000円位の高値で販売されています。

 定期購読はしてないようなので、予約するか見つけたら即買いしたほうがいいですね。

 加工や特殊印刷は展示会等で見ることがありますが、値段や納期、出来る・出来ないの判断が難しく、提案しても逆に迷惑をかける事もあるかも・・・と消極的な部分もあったが考えさせられる内容でした。

【TVer】3月12日(火)22:30 配信終了

【36号 参考サイト】

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