今年も3月11日を迎えました。
東日本大震災から6年が経ったのですね。
あの時の教訓を忘れずに
地震国に暮らす私たちは、ますます防災意識を高め
備えていく必要があると感じます。
そこで、ご自身も東日本大震災を経験された
イラストレーターのアベナオミさんのイラストメモを紹介させていただきます。
こちらは、2016年4月に起きた熊本の地震の際に、何かの役に立てば・・・と
ご本人がツイートし、多くの方に拡散されたものだそうです。
ライフラインが寸断された中、小さな子を連れ生活する知恵とアドバイスが
分かりやすいイラストで描かれています。
今となっては当たり前の情報かもしれませんが、当たり前ではなかった6年前、
情報源もわずかな中、知恵を絞って生活していた様子が伺えます。
そしてこの2点のイラストは、“どなたでもプリント&配布、ブログに転載など
ご自由に使って頂いてかまいません。なんかしらのお役にたてれば幸いです。”
とのことで、なんとも素敵な心づかいですよね。
ブログも書かれていらっしゃいます→ うさぎとお絵描き
もうひとつ、紹介させていただきます。
こちらはデザイン事務所NOSIGNERと宮城県仙台市の高進商事が共同開発した
防災セット「THE SECOND AID(ザ・セカンド・エイド)」です。
約A4サイズ、厚さは約11センチ。
箱を開けると災害時にまず読むマニュアル本「BOOK」
その下に「FOODS」と「GOODS」の二つの箱が収めてあり、
それぞれに飲料水や非常食、衛生用品などが入っているそうです。
パウチの「さつま芋の甘煮」が美味しそうです。
従来の防災グッズにはない、このコンパクトなサイズとスタイリッシュなデザイン。
これならいつでも見えるところに置いておきたい気がします。
備えあれば憂いなし、と言いますが
出番がないことを祈りつつ、いまいちど
備えを見直してみませんか。