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  • 執筆者の写真さすらうさむ

風景の中にあるDesignを考える(4)


 みなさんこんにちは。暑さ厳しいですね。さすらうさむです。8月ももう終わり。切ない秋が始まると思いきや、モーレツ残暑の始まりですね。

 さて、2016年8月は南米大陸初のリオデジャネイロオリンピック!日本のメダルラッシュでしたね~。日本人ってすごいな~と感じさせる大会だったように思います。

 そんな中、というか最後、閉会式の「トウキョウショー」。とてもカッコ良かったと感じますが如何でしょうか?プロジェクションマッピングってすごいですね~。あんなに堂々と東京を紹介されると期待感が高まりますよね。「自信があります!」って感じがしました。2020年がとても楽しみです。

 さて、本題です。夏休みといえば、ゴールデンウィークに次ぐお出かけのチャンスです。

 みなさんも海に山にと出かけたことでしょう。私はもちろんDesignを探しに出かけたわけですが、目的地に着く前に発見することができました。

 それが左の写真です。これは、とある道の駅に設置されているフォトフレームです。非常にたくさんの人が記念写真を撮っており、順番待ちの状態です。みなさんも見つけたら必ず記念写真を撮ると思います。

 「デザインとは完成しているもの」であるはずです。例えば、A4の誌面の中の要素(写真・文章やタイトルなど)がバランスよく配置されているから「デザイン」として成立しているわけで、写真があるべきところが空白だと「ミス」だと感じてしまいます。つまり、「デザインされてないモノ」と感じてしまうわけです。

 このフォトフレームは大昔からあります。多分昭和30年頃からあるんじゃないでしょうか?そのベストセラーの秘訣はどこにあるのでしょうか?

 それは、“欠けた部分を自分の顔で完成させる”という楽しみを感じさせる事です。たとえ完成した写真がイマイチだったとしても、その楽しみのために人は必ず顔を入れて写真を撮ってしまうでしょう。

 そんな大勢の人のアクションが期待できるような「何か」を「デザインする」という気持ちは、とても大切なのではないか。と考える暑い夏の一日でした。

PS 上の写真は良く撮れていると感じたものです。皆さんもよい記念写真を!

さすらうさむでした。

ではまた。

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